1 事業を進めていくと、決めることが山ほど出てきます、やりたいこと、考えていたことが出来なくなることがありますので、可能であれば、分担できる人が必要になります。相談相手を決める、ここで一番の適任者は、設計者ではないかと考えています
物件の設計から工事監理・開業までをサポートします。設計監理契約を結び、関係各所と利害関係のないフラットな目で物事を判断できる人が適任だからです。
備品に必要なものの調整、必要なものを現場に指示し反映するなど、総合的に調整が出来るからです。
少し変わった仕事では、院長の代わりににメーカーから話を聞いて比較表を作成してZOOMの録画を保存して納品・見積りの調整をする、といったことを行う業者もいますので、紹介できます。
2 しかし、何の備品を選定するか決定に関しては、なかなか難しいところです。
打合せを行い想定しても、工事が始まってもどこに何を置くか決められない施主は多いものです。
いろいろとした小物については、後からでも良いのかと思いますが、MRIやX-Rey関連機器は専用の部屋及び設備が必要になります。
新規で事業を始める時には、代表の意図を組んで、備品を取りまとめる人がなかなかいないのです。エージェントやコンサルティング会社、総合商社などにお願いして、取りまとめることは出来ると思います。
² ここで気を付けないといけないのが、いわゆる「ひも付き」です、特定の業者、材料、機器を使うと紹介者に紹介料が入る仕組みです、そうすると、いいもの・適正なものというよりもマージンの入るもの進めてくることです。そうなってしまうと何が良いのか良く解らなくなってしまいます。
3 また今後進めていく上で重要になってくるのが、病院・施設をどう使うのか?どんなものを使用するのか?建物のプランと同時に備品も同じように検討しないといけません。メーカーの話を聴いて使用する機械を使用する人が選定することが重要になります。
4 大きな設備やその部屋に入る人数を決めないとラフスケッチも書けません。設計者でもある程度は想定できるでしょうが施主と全く同じ考えにはなりません。決まっているものや希望はより多く伝えて下さい。無理だと思っても全て伝えることが重要です。
その中で優先順位をつけてしぼっていきます。